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アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる

アフガニスタンといえば、いまやケシの栽培で有名になってしまったのだが、カブール市街には現在でもバラの花がよく見られるらしい。
だが調べてみるとアフガニスタン国花は赤いチューリップとなっている。
チューリップといえばオランダあたりを思い浮かべるのだが、もともとは中央アジアで自生していたものらしいのだ。
「バラとチューリップ」。
共に美しい花の代名詞だが、アフガニスタンという地域がもともと肥よくな土地で、美しい花が咲誇っていたであろうことは想像するに難くない。


さて本書では伊勢崎賢治氏が過去・現在・未来のアフガニスタンを自由に語る。
その視点は紛争地域からホワイトハウス・国連・関係諸国に広がり、伊勢崎氏の言葉を通じて現在のアフガニスタンに対するそれぞれのスタンスが見えてくる。
この戦争に関わった者たちの共通認識は「武力では解決ができない」である。
かといってこのまま撤退することは、政治的に考えてもできない。
“打開策は無いのか”
伊勢崎氏は世界中を飛び回り、氏が紛争地域で培った人脈を通じて、しだいに構想が出来上がっていく。

 東京で開かれた世界宗教者平和会議での議論。
議論の中でそれぞれの役割と、そして日本の役割にたどり着く。
「アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる」
これが答えである。
アフガニスタンの平和の実現、そして憲法9条と憲法前文の実践である。


この作戦はジャスミンの花のように、ひかえめで小さく目立たない作戦だ。
だが、泥沼化したアフガニスタンの現状を、変えられる方法は限られている。
今はこの方法がベターなのだ。
慎重に育成し、また挿し木をして、実りのあるものを増やす。
その方法はアフガニスタンという風土にあったものでなければ、芽を出す前に枯れてしまうだろう。
だからアフガニスタンを良く知る人々に育成は任せるしかない。
それを世界中の人々が支える。
日本はその中心的役割を担うことになるのだ。
紛争で荒れ果てたアフガニスタンという地にジャスミンの花を咲かせ、そこからさらにバラやチューリップといった色とりどりの美しい花を咲かせる為に、憲法9条と非武装自衛隊で貢献しようとしている。
美しい構想であるが、しかしスタッフにとって大変危険な仕事でもある。

本書で伊勢崎氏は我々に“覚悟”という言葉を突きつけたのだ。
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