上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
軍事のこんなコアな部分を記事にせんとアカンのは、世の中にシッタカぶりして、のうのうと恥さらしな言説を垂れ流す輩がおるせいなんよね。
っで、冷戦時代のアメリカ軍は対ソ連を考えておけばよかったから、脅威は明確にあるものの、やることは軍事的にみれば単純やったんよ。
しかし冷戦が終わりつつあったときにイラクのクェート侵攻が起こった。
次にソマリア・コソボと地域紛争という形で新たな脅威が認識されたわけよ。
重装備のアメリカ軍は軍の編成に時間がかかったわけやけども、これを教訓に軍の再編に乗り出す。
脅威は明確やなくなった反面、身軽に動ける軍というもんが必要やと思ったわけね。
この要求に対応したのが1994年の「フォース21」であり、1999年のシンセキ構想や。
ま、簡単に説明すると、軍を軽量化とデジタル化させて効率性と機動性を上げようってこと。
この構想を実現させるためにラムズフェルドは更なる軽量化とデジタル化を目指したわけやけ。
ま、ラムズフェルドの構想にはリストラという文脈も含まれとるわけやけども、軽量化・デジタル化の基礎になってるシンセキ構想は今も引き継がれているわけやけ。
この構想がどれほどの機動性を求めているかというと、五個師団は30日以内、一個師団は120時間以内に世界のあらゆる場所に展開するように求めとる。
っで、その先遣部隊となる「つなぎ部隊」の派兵のための必要時間は何時間と定めているか。また、規模はどれほどかということやけども、規模は一個旅団(1500人―6000人)で、展開所要時間は96時間(4日)と定めてる。

在沖海兵隊のヘリ部隊は「中国の斬首作戦用」という幻の言説があるわけやけども、ヘリ部隊で運べるのは実質400人程度(CH系ヘリの近代化で電子機器を増設してるため)。
MV22を20機配備したとしても食料・水・弾薬を積み込んだら、スペックどおりの人員は運べんわな。
一方、「台湾有事やったらグァムからでも4日で派兵できるから、それで十分やんけ」という意見もあるが、この4日というのは根拠のある数字やし、揚陸艦で行くんやったら最低ラインの1500人は確保できる。
実際アメリカ軍は4日で世界のどこにでも先遣部隊を派兵する目標を立てとるんやからな。
っで、「中国の斬首作戦用」という幻の言説は、派兵規模がアメリカ軍の方針に合致してない。
仮に対斬首作戦用の要員が400人程度でエエんやったら(そんな計画は無いけどな)、実質アメリカの大使館である台湾協会に400人の武官を常駐させてればエエだけの話やし、ヘリで飛んでくるより最初っから台北に居った方がエエにきまっとる。
現地に到着するのは早ければ早いほどエエわけやけども、しかし他の部隊の到着が早くなるということは無いワケやから、早く行く意味も無いんやけども(苦笑

ま、アメリカの計画をおさらいすれば「ヘリで台湾に行く」ということ自体が想定外であることは分かりますわな。

ほな。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://a9leather.blog66.fc2.com/tb.php/206-21f03593
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。