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まー、何かと批判されとる広瀬はん(けっこう信奉者が多いらしい)でっけど、実をいうと彼の発言は全く気にかけたことが無い―というか何を言うとるのか分からんから無視―。
せやけど心配しはる人がおるから色々調べてみた。
っで、地球温暖化の話は確かにアレですわな。
広瀬はんは地質学の成果とかもっと参考にしはったらエエと思いますな。

っで、いま特に問題視されとる原発関連の話。
これ、ノンフィクション作家の広瀬隆はんの発言ね。
http://www.youtube.com/watch?v=hVy0ePmKUJU&feature=related
ほんで、これが北村正晴東北大学名誉教授の反論ね。
http://getnews.jp/archives/105404
まぁ、北村はんの方も今となっては批判される言説もあるけど、「科学的」に見れば妥当な批判ですな。
ただ一点だけ言うときまっけど、「『びっしりと塩が付着する』(この表現はとても恐ろしさを掻き立てますね)という姿にはならないと考えます。」と、北村はんは考えとるようやけど、家の中(ある程度密閉性が保たれた中で)の水槽で海水魚を飼育することから始めたらどないでっしゃろ。
海水魚の飼育なんかせいぜい水温20~30度ぐらいなもんやけど、それでポンプを回してみて自分の目でどういう部分に『びっしりと塩が付着する』のか確認してみたらエエと思いますわ。
そんでこれが淡水用の水槽やったら?とか色々考えてみたりして。
っで、広瀬はんを批判する声の多くが「科学的ではない」ということやけど、本人がここで言うとるとおり「直感でわかることが専門家(つまりは「科学」)には分からない」という一点に尽きると思いまんな。
広瀬はんの言説は所々に科学的な化粧が入るけど、結局のところ感覚なんよ。
感覚から出た自説を補強するために、いろいろ情報をかき集めてるわけ。
http://www.youtube.com/watch?v=ovv2__vc-Nk
っで、今回の原発事故やけど予想屋としては広瀬はんに軍配をあげなしゃーないわな。
事実、今回の原発問題では「科学的」な見地に立った専門家が現実を説明することに失敗しよった。
そもそも「原発は安全です」なんてことは悪質なデマと言われてもしゃーないわけやし。
これは学問の危機・科学の危機でっせ。

実はこういう問題は100年前にもあったんよ。
ガリレオは「世界は幾何学と数式で説明できる」と言うたわけやけど、その立場に立つ後継者たちは「科学」をどんどん発展させていった。これがついに世間様という“大衆”感覚から浮遊してもうたというわけや。
世間様から分離してもうた「科学」なんか実に空虚なもんですわ。
つまり科学や学問が無意味なものになっていきよった。これが20世紀をまたいで問題やった科学の危機、学問の危機ですわ。
その危機から脱却するための先鞭をつけたのがマッハゴーゴー♪や。
マッハは「世界は感覚で成り立ってる」と持論を展開する。
経験されたもん以外、信用できるかい!ということや。
ちなみにこれを「お前らなんか観念論者じゃ!」と批判した革命家がおったけど、問題意識がズレまくっとる。当然マッハは無視。
っで、マッハは別の角度から批判されよる。
それがフッサール。
マッハの不十分さをフッサールが「お前は知覚される現象の関係性を見落としとるやないけ!」と批判的に発展させるわけで、ほんで「科学」と直感は統合(唯物論と観念論の統合ね)されていって、「科学」は「」が外れて科学となり、若き日にマッハに憧れたアインシュタインは相対性理論を確立したりして現代科学の発展へと続くわけ。

っで、時は流れて20世紀も終わりに近づく頃のこんな番組を見つけた。
http://www.youtube.com/watch?v=XY6Ia3BF5iw
市民感覚として、「沢山の健康被害が出てるやないけ」「原発は危ないんとちゃいますか」という声に、克服したはずの「科学」が頭をもたげてきてこう言うわけよ。
「因果関係が実証されてない」「(「科学的」には)事故は起こらない」、そんでさも理解せえへんお前が悪いんやと。
だから「原発は安全なんや」と。
今回、記事を書くためにこの映像を見て愕然としましたわ。
こんな時代遅れの「科学」が日本のメディアで、デマ・嘘を垂れ流してたんやから。
本物の科学を目指しとる人間やったら、これこそ批判の対象というもんですわ。




っで、結論。
はっきり言いまひょ。

広瀬隆というモンスターを作り上げたのは科学の怠慢、つまり「科学」自身やと。
なんら疑問に答えへん科学、なんら世界を説明できてない科学やったら「直感でわかることが専門家(つまりは「科学」)には分からない」と言われても文句は言えまへんで。
ほんで感覚で喋っとる人間に「科学的(とてもとても機械的な)」な批判を浴びせても不毛やし、そんな意味の無い事は、そういう批判が好きな人にやらせといたらエエんや。
ほなら、この広瀬隆というモンスターとモンスターの信奉者をどうするんやと。
そりゃアンタ本物の科学で、広瀬はんみたいな感覚から出てくる疑問に答えていくしかないやろ。

それが科学の仕事というもんで、「科学」でもって感覚を批判するのはエエ加減卒業せなあきまへんな。
せやないとまた原発安全神話みたく事実を隠し、本来科学でもってメッタメタに批判すべきデマ・大嘘を社会的に受容させてしまうことになるかも知れまへんからな。


ほな。
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